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アゲハチョウの幼虫 [日々のキルト]

いま、バルコニーの隅のかんきつ類の木に、アゲハチョウの幼虫が4匹。多分ナミアゲハだと思うが
クロアゲハかもしれない。
2,3年前のキアゲハのイタリアンパセリでの飼育で、ほとんど壊滅状態の悲劇(一匹だけ羽化)にあった痛い経験がある。今回はただの観察者なので、気が楽だ。
二匹はまだ2センチほどの、黒い幼虫で、あとの二匹は3センチくらいで、きれいな緑色になっている。でも不敵な面構えをしている。かれらの生態を見ていると、日に焼けることも忘れ、あっという間に時間が経ってしまう。せめて一匹でも羽化してほしいもの。
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饗音遊戯6(七月堂刊) [詩作品]

先日久しぶりに明大前の七月堂を訪ね、編集の知念さんと会った。「二兎」3号の依頼のためだった。用件を終えてから、いろんな話をする。大体知念さんが話していて、私は聞いていた気がする。話は主として3,11以後の表現活動や、言葉のことなど。また一昨年他界された木村栄治さんの果敢な生き方のことなど。結構重い内容でもあったが、興味深く刺激的だった。いろんなことを考えさせられたユニークないっときだった。

その際教えられて、購入した「ろうそくの炎がささやく言葉」(菅啓次郎・野崎歓編 勁草書房刊)を読めたこともよかった。それについてはまた紹介したい。

今日は七月堂出版の「饗音遊戯]から展開したSOUND ACID「A small amount of water」について一言。

これは英訳された詩の朗読と演奏のCDで、原作=白鳥信也著『ウォーター、ウォーカー』
作曲・監修=岡島俊治  朗読=Shin(HeavensDust) 英訳=Nozomi 

日本語版の白鳥さんのCD『微水』は以前聞いて、傑作だと思ったが、この英訳のCDはまた別の聴き方ができて、おもしろい!と思った。テキストの英語を見ながら、意味を追いかけることはあきらめて、耳に飛び込んでくる英語の断片を時々とらえながらも、音楽がダイナミックに流れるのに身を任せていると、響いてくる音の世界と、だんだん自分が一体化していくようで、自然体のままの心地よい時間を過ごしていることに気付く。

音楽であるけれど、それだけでなく詩(言葉とイメージ)の生み出した時間そのものだという経験だった。時間のくれるよい贈り物をもらった気がした。この体験は自分の感覚を広げていくだろうという予感がする。ときどき浸りにいきたい個人的な時間になるだろう。個人的な? そう、だれにも説明しないでいい時間かな。

もう一枚川口晴美さんの『GIRL FRIEND』がある。これを開くのはもう少し先にしよう。もう少し今の時間を引き延ばすために?
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ノカンゾウ [日々のキルト]

今日、バルコニーで、待ちに待っていたノカンゾウの花が一輪やっと咲いた。今年の初咲き。18鉢もあるので、これから一か月ほどバルコニーはオレンジ色の饗宴になる。萱草(ワスレグサ)は一日花で、憂きを忘れる花と言われているが、そうなるといいのだけど。でも、ただでも忘れっぽいこの頃の自分。いったいどこまで忘れ果ててしまうのか…気になってくる。

オレンジ色の群落に合うように、昨日街へ出て紫や白や黄色の花々の苗を買ってきて周りにレイアウトした。一つは紫サルビアと書いてあったが、あとは名札がついてないことに、帰宅後気が付いた。近いうちに花屋さんに名前を訊きに行かなければ…。
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シンシアとジョン [日々のキルト]

一昨日、久しぶりにシンシアとジョンに会った シンシアとジョン。二人はこの二月に結婚したとシンシアがいった。なにしろずっと恋人同士で自由に生きてきた二人が、今度やっと決心して14年ぶりに結婚に至ったのだから、日本就職と結婚のおめでとうのダブル乾杯をした。シンシアは日本美術史の准教授として、今度九州大学に赴任し、福岡に定年までいることになった。ジョンは焼き物や浮世絵が専門の人だが、今はもっぱらシンシアの内助の功もやっているようで、食事は彼の担当だし、シンシアの研究のよき理解者だ。

今は九州にいて、ジョンは日本語を勉強し、玄米、野菜、魚を食べ、二人で身軽にあちこち旅をしているらしい。来年はシアトルやブータンへ、再来年にはシチリアへ一緒に行こうと誘われる。知っているアメリカの知人たちはとにかく行動的でよく旅をする。実に気軽に動いている。

シンシアが私の夫(美術史が専門)と仕事の話に熱中している間、ジョンがもっぱらお酒を注いだり、サラダをみんなに取り分けたりしていて、シンシアはいい相棒を見つけたなあ…という感想だ。ジョンはイギリス出身で、穏やかで優しい人。世界のあちこちに故郷があるようなコスモポリタン的存在だ。二人がほんとに大人になって出会い、こんないい生き方を選んだことがすばらしく思える。シンシアはいつも知的好奇心にあふれている人で、会うたびによい刺激をくれる。

その夜のお酒は〆張鶴(シメハリヅル)。これは新潟村上のおいしいお酒です。
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脱け殻売り 柴田千晶 [詩作品]

神奈川新聞の旅人の歌の欄で好きな詩を見つけた。切り抜いてコピーして友達にまで配ってしまった。柴田千晶さんの作品です。


       脱け殻売り


   虹色の蛇の衣…飴色の空蝉…黒いアタッシュ
   
   ケースに脱け殻を詰めて男は旅をしている。

   どの町にも必ず一人、脱け殻売りを待つ人が

   いて、必ずその一人を男は探し当てた。なぜ

   こんな旅を続けているのか、男は時々わから
 
   なくなったが、 蛇の衣に潜り恍惚としている

   百歳の少女や、空蝉の中で灯る百二十歳の少

   年の姿を見て自問することをやめた。万緑の

   中を行く男の体はしだいに透けてゆき、黒い

   アタッシュケースの底にやがて畳まれてゆく。





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 とても不思議で美しく魅力的作品でした。でもそういう感懐よりも、具象としての脱け殻
 や、その内部で灯をともす少年たちの姿態、百歳の少女の見つづける夢の感触が無
 二の詩的魅力です。黒いアタッシュケースの内の闇にはこれからも日々積まれていく
 だろう脱け殻への予感がある。脱け殻と同じ数の夢のこだまがある。

 アタッシュケースの感じさせる重苦しさと、脱け殻の軽くはかないイメージとの違和感。
 ふと賢治の「山男の四月」に出てくる行李を思い出す。
 その行李の中身 の異様さを思い出す。
 またここでは抜け殻でなく、脱け殻と表現されている。 脱けるという表現が脱出を連想
 させるからか。 生きられて、そして消え去っていった時間の行方を思わせるからか…。

 
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